2010年8月13日金曜日

5歳児、発達障害調査へ 篠山市が神戸大学と連携

神戸新聞 
篠山市は、神戸大大学院保健学研究科(神戸市須磨区)と連携し、市内の幼稚園、保育園に通う全5歳児を対象に、自閉症などの発達障害に関する調査を実施する。早期に障害を見つけ、支援態勢を整える。人とのコミュニケーションが取りにくいなどの発達障害は、統一基準がないまま幼稚園教諭らが判断しているのが実情。把握は難しく、保護者が発達障害と知らずに「自分のしつけが足りないため」と悩んだりする様子がみられるという。調査には保健学研究科の高田哲教授が協力。ワークシートを使って発達障害児やその疑いのある幼児を見つけ、保護者、教職員の理解を深める。高田教授は「5歳は子どもの発達を見直す時期。発達障害の支援態勢をつくるモデルになるのでは」と話している。

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