2012年11月12日月曜日

おうみのお店:美輪湖マノーナファーム 滋賀

毎日新聞 
明るい温室に、青々としたホウレンソウやルッコラなどの葉物野菜が育つ。土を使わない“野菜畑”は温度や湿度が保たれ、作業員が収穫に励んでいる。大津市真野地域の住宅街に昨春オープンした「美輪湖マノーナファーム」は、障害者と健常者が共に働く県内初の水耕栽培施設だ。現在は知的障害者ら21人が、5種の野菜を生産・販売している。経験のない農業への参入とあって、企業の協力で半年かけて技術を学んだ職員たちが安全な野菜作りを指導する。約18アールの温室にはモーツァルトの名曲が流れ、作業員が種をまき、生育を見守る。毎月3トンを収穫し、スーパーや旅館などに出荷するほか、施設で直販も行う。

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