2012年11月9日金曜日

東大と慶応大、小脳のシナプス形成過程の可視化に成功

マイナビニュース 
東京大学と慶應義塾大学(慶応大)は11月8日、マウスの神経細胞を用いて、運動制御を担う小脳においてシナプスが形成される過程を可視化することに成功し、その形成過程で神経線維から「小さな突起」が伸び、シナプスの成熟を促すことを発見、さらに小さな突起は、神経細胞が分泌する「Cbln1」、神経伝達物質のグルタミン酸をとらえるための「デルタ2型グルタミン酸受容体(デルタ2受容体)」、シナプス前終末に存在する細胞接着分子の「ニューレキシン」の3つのタンパク質の相互作用により形成されることを解明したと発表した。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る