2012年3月17日土曜日

発達障害は脳の活動場所に違い 金大教授ら確認‎ 石川

北國新聞 
発達障害の子どもと発達障害ではない子どもの脳を比較すると、神経細胞の活動場所に違いがあることを、金大医薬保健研究域医学系の三邉義雄教授らの研究グループが15日までに、世界で初めて突き止めた。同グループなどが開発した脳の磁場を測定する幼児用の「脳磁計」で調べた。発達障害は現在、問診で診断されており、機器を使った客観的診断方法が確立すれば、早期発見につながる。三邉教授によると、成人の脳で神経細胞の活動の違いを示した研究結果はあったが、幼児に適した計測装置がなく、子どもの脳に関するデータはなかった。研究成果は16~18日に金沢市で開かれる「第2回金大子どものこころサミット」で発表される。

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