東京新聞
葛飾区は、発達障害のある子どもを早期に発見するため、五歳児を対象にした健康診査を区立保育園二園で試験実施する方針を決めた。新年度予算案に診査費十万円を計上した。区によると、五歳児対象の発達障害調査は、二十三区で千代田区に次いで二区目という。発達障害は、従来の三歳児健診でも発見されるケースはあったが、三歳時点では、コミュニケーション能力が十分でなかったり、落ち着きがなかったりするのが、発育の遅れなのか、発達障害なのか判断が難しかった。厚生労働省の研究チームも、発達障害の発見には五歳前後が適しているとの研究結果を発表している。
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