2011年12月23日金曜日

知的障害の生徒に技能検定  広島

読売新聞 
知的障害がある特別支援学校生の就職を支援しようと、広島県が今年度、独自の技能検定を導入した。東京都に次いで全国2番目で、保護者らの期待を集めている。検定は、モップがけや窓ふきなど清掃と、喫茶店での接客の2分野で実施。技術だけでなく、身だしなみやあいさつも審査対象で、1~10級で評価する。生徒は高等部在学中なら、何度でも受け直せる。企業から「どんな仕事がどの程度できるか、見極めにくい」との声もあったため、県が生徒の技能を客観的に評価し、「お墨付き」を与えることにした。県教委の山下睦子・特別支援教育課長は「認定を受けることで、生徒にやる気や自信が生まれる」と期待する。来年度は、ワープロ、流通・物流、食品加工の3分野でも検定を実施する予定だ。

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