2011年12月15日木曜日

知的障害の被告に猶予判決 服役19回「更生環境に問題」

時事通信 
生まれつき耳や言葉が不自由な上に知的障害があり、盗みなどで19回服役した後に再び窃盗罪に問われた男(64)の控訴審の判決公判が14日、福岡高裁であった。陶山博生裁判長は懲役10月の実刑とした一審判決を破棄、懲役10月、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役2年)を言い渡した。陶山裁判長は「被告の障害に即した生活や更生のための環境がなかったことが、犯行を繰り返した大きな要因」とした上で、「一審判決後に更生環境が整い、改善の効果が表れ始めている」と述べた。

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