2011年9月1日木曜日

家賃滞納で退去命令 発達障害児の専門校に 神奈川

東京新聞 
発達障害の子どもたちを受け入れている小中高一貫校「湘南ライナス学園」(小田原市)に、独立行政法人「国立病院機構」(東京都目黒区)が家賃滞納を理由に土地建物の明け渡しなどを求めた訴訟の判決が三十日、横浜地裁であった。赤谷圭介裁判官は同学園に土地建物の明け渡しと、未払い家賃約五千万円の支払いを命じた。同学園は二〇〇五年四月、全国初の発達障害児の専門校として開校。小田原市にある同機構の箱根病院の施設を有償で借りていた。「発達障害児の教育という重要な役割を果たすといえども、不払いを正当化する事情に当たらない」とし、学園側の主張を退けた。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る