下野新聞
田島町のワイン醸造場「ココ・ファーム・ワイナリー」は、これまで利用価値のなかった未成熟ブドウを使った「ベルジュ風 葡萄酢」と「若摘み葡萄のジャム」を発売した。同ワイナリーは、知的障害者施設「こころみ学園」が運営する。入園者たちは上質のワインをつくるため、6月から7月にかけブドウの間引き作業を行って房の量を調整する。間引かれた緑色のブドウは、一部が花材として生花店で販売されるほかは利用方法がなかった。フランスでは酸味のある未成熟のブドウ果汁を「ベルジュ」と呼び、料理などに使用。3年前から開発に着手し、はちみつを加えて飲みやすくした「ベルジュ風 葡萄酢」を昨年商品化した。
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