2011年8月15日月曜日

ボール追い充実感 練習通じ あいさつ堂々 愛媛

読売新聞 
「チャンス、前にいこう」「中へ、中へ」。真夏の昼下がり、松山市内の体育館に声が響き渡った。フットサルをプレーするために集ったのは、知的障害がある約20人の若者らだ。うち12人が、西条市のNPO法人「ハートネット西条」が運営する「オール東予スポーツクラブ」のメンバー。ハートネット西条は、今治特別支援学校教員だった野口征次郎さん(64)が退職後の2006年12月、同校卒業生の就労支援の場として地域活動支援センターを設けるために設立。同様のクラブを中予、南予にも各特別支援学校の体育館などを拠点にして設立する計画を立てている。野口さんは「障害者が実社会で壁にぶつかっても、スポーツで得た自信を糧に乗り越える力を身につけられる場となってほしい」と願っている。

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