読売新聞
県内にある仏教美術や近現代美術、障害者らが思いのままに表現する「アール・ブリュット」など全国に誇れる美術工芸品について、県は今年度から、全国に広く知らしめる「美の滋賀」発信事業の取り組みを始めた。専門家らで「『美の滋賀』発信懇話会」をつくるなどし、休館中の県立琵琶湖文化館(大津市)の収蔵品や、県立近代美術館(大津市)の機能、県内で活動する「アール・ブリュット」作家らの魅力などの総合的な活用法やPR方法を考える。県は「年度内に方向性をまとめたい」としている。県内では、ボーダレス・アートミュージアムNOーMA(近江八幡市)などで展示される障害者らの作品が「アール・ブリュット」として、国内外で高い評価を受けている。だが、常設館がないのが課題とされている。
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