2011年5月18日水曜日

佐藤魁秀君が全国障害者スポーツ大会の水泳に道代表で初出場 北海道

苫小牧民報 
今年10月、山口県で開かれる第11回全国障害者スポーツ大会に、白老町竹浦の佐藤魁秀(かいしゅう)君が水泳の北海道代表として初出場する。「広汎性発達障害」を抱えながらも明るく、負けず嫌いがモットーの17歳。「自己ベストを出して優勝する」。誓った目標に迷いは無い。水泳との出合いは小学3年の時。母の理永さん(41)によると、最初は「自分は障害者だから」と、本格的に水泳を習うことをためらっていたという。だが、5年前に入会した登別スイミングスクールで、コーチの福地伸一さん(55)らが分け隔て無く指導をしてくれた。「魁秀はもともと、障害の影響でコミュニケーションが苦手。けれど、こんなに前向きで積極的な性格になれたのは、スイミングスクールのみんなが受け入れてくれたおかげ」と、理永さんは目を細める。

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