2011年4月14日木曜日

「仕事が楽しい」、市が知的障害者を初採用 神奈川

カナロコ 
軽度の知的障害がある男性が、4月から小田原市の嘱託職員として働き始めた。配属先の障がい福祉課で、書類整理などの事務作業を担当している。市が知的障害者を採用したのは初めてで、同課は「雇用の課題を探り今後につなげたい」と話している。男性は市内在住の椎野貴明さん(18)。今春に卒業した特別支援学校から市に推薦があり、審査を通過した。仕事は「種類が多くて、とにかく楽しい」。数千枚に及ぶ同課利用者の個人記録を、1週間かけてあいうえお順や日付順に並び終えたばかりという。雇用期間は1年ごとの更新で、市は最長5年を想定している。同課は「事務処理能力を磨いてもらうことで、民間企業への就職を後押ししたい」と話す。

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