2011年4月29日金曜日

相模原市の知的障害者施設が避難手順確認の訓練、「災害弱者」の逃げ遅れ防ごう 神奈川

カナロコ 
震災時、「災害弱者」と呼ばれる障害者の逃げ遅れを防ごうと、知的障害者施設「くりのみ学園」(相模原市緑区牧野)で28日、入・通所者の安全な避難手順を確認する訓練が行われた。訓練は震度7の地震が発生し、施設内で火災が起きたと想定。約50人の入・通所者や職員らが、津久井署、津久井消防署の協力の下、険しい斜面に建つ同施設から、約100メートル離れた平地上の作業場に避難する手順を確認した。訓練を指揮した古宮忠男・津久井署長は「大きな地震が発生しても、今日のように落ち着いて避難して下さい」と講評した。小俣直志施設長は、避難時には大切なものでも取りに戻ろうとしないことなどを参加者に呼び掛けていた。

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