2011年3月6日日曜日

羽ばたく折り鶴世界一 中川の米山君が5分13羽達成 愛知

中日新聞 
名古屋市西養護学校(中川区)中学部3年の米山裕一君(15)が、折り鶴を5分間で13枚折る世界記録を達成し、ギネス認定された。米山君は知的障害と自閉症があり、人とのコミュニケーションが難しい。保育園で習った折り紙に興味を持って以来、鶴を折り続け、毎日80枚のセットを使い切る。手を動かす作業が心を落ち着かせるようで、学校でも登校後や休み時間に気持ちを切り替えるために折っている。指を迷いなく動かして紙を折る素早さに感心した担任の岩塚善哉教諭らがギネス挑戦を勧め、昨年10月8日に学校で記録に挑んだ。それまでシンガポール人が持っていた6枚の記録を大幅に上回り、今年1月にギネスから世界一の認定を受けた。11月には、100羽の折り鶴を折る速さを競う部門でも40分35秒と、それまでの世界記録を10分以上短縮し、こちらもギネスに申請中という。

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