2011年3月19日土曜日

男児殺害、母に懲役8年判決 福岡地裁、責任能力認める

朝日新聞 
福岡市西区の小戸(おど)公園で2008年9月、小学校1年生の長男(当時6)を殺害したとして殺人罪に問われた母親の富石薫被告(37)に対し、福岡地裁は18日、懲役8年(求刑懲役12年)を言い渡した。松下潔裁判長は、争点だった被告の責任能力を認めたうえで「日常的に長男から暴言や暴力を受け、怒りを爆発させた犯行だが、酌むべき点もある」と述べた。判決は一方で、長男には軽度の発達障害があり、小学校に入って暴言や暴力がひどくなったと指摘。全身に痛みの走る線維筋痛症を抱えていた被告に子育ての負担が集中していたことも、量刑にあたり考慮したと述べた。

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