2011年3月7日月曜日

授産施設、存続の危機 岐阜の「すまいるはうす」が募金 岐阜

朝日新聞 
岐阜市東改田で20年続く知的障害者の授産施設「すまいるはうす」が、存続できるかどうかの危機に立っている。開設当初から土地と建物を無償で提供してきた所有者が、家庭の事情から「3月いっぱいで手放したい」と伝えてきたからだ。施設を残したい利用者の親や職員は、自分たちで買い取ろうと募金集めに懸命だ。施設の存続が問題になったのが昨年11月。所有者の男性(73)が東京へ生活を移すにあたり、土地などを手放したいと伝えてきた。障害を持つひとり娘のために、土地を売って現金を残しておきたいのだという。利用者の親や職員は、「仕方がない」と考えていた。目標額は3千万円。毎日のように近くの企業を回るが、まだ250万円ほどしか集まっていない。利用者も「すまいる、なくなってしまうのかな」と心配そうだ。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る