東京新聞
軽い知的障害がある勝木諒被告に対し、千葉地裁の四日の判決は、訴訟能力や刑事責任能力を認め、懲役十五年を言い渡した。判決は訴訟手続きや被告人質問での応答ぶりなどから、訴訟能力を認定したが、今回の公判をめぐっては専門家から懸念が出ていた。千葉大大学院専門法務研究科の後藤弘子教授(刑事法)は「最終的に判断する側の裁判官にこそ、障害者を理解する教育が必要。少年事件に少年審判があるように、障害者を専門とする部署をつくることも一つの選択肢」と提案する。
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