2011年3月31日木曜日

震災でかりんとう製造ピンチ 福山の福祉事業所 広島

山陽新聞 
東日本大震災の影響で、福山市引野町南の障害者福祉サービス事業所「ジョイ・ジョイ・ワーク引野」が、地元の特産品を使ったかりんとうの製造中止の危機に追い込まれている。原料の生地を仕入れていた宮城県の食品加工会社が震災で被災したためで、関係者は途方に暮れている。同事業所では、保命酒やピオーネ、アンズなど地元特産品が入ったかりんとうを製造し福山市内などで販売。クッキーのようなサクッとした歯ごたえが人気を集めている。宮城県女川町の食品加工会社に保命酒やピオーネなどを送り、おからを使った同社特製の生地に練り込んだ後に送り返してもらい、同事業所で利用者7人が低温の油で揚げてかりんとうに仕上げていた。だが、沿岸部にあった食品加工会社は津波で流されてしまったらしい。同社の社長は避難所にいることがインターネットで確認できたものの、今も連絡が取れない。

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