2011年3月22日火曜日

機知に富んだCG画集 奄美の屋嘉比さん出版 鹿児島

読売新聞 
CG(コンピューターグラフィックス)アーティストの屋嘉比(やかび)寛さん(18)(奄美市名瀬)が画集「屋嘉比ひろしの世界」(87ページ)を出版した。記念CG展が21日まで、奄美市名瀬の奄美文化センターで開かれている。屋嘉比さんは小学校時代、人とのコミュニケーションを苦手とする広汎性発達障害と診断された。絵を描くのが好きで、小学4年生の時、見たものを写したり想像力を駆使したりしてCG画を始めた。書きためた作品は6000点ほどあるという。田中一村記念美術館の元学芸員で、屋嘉比さんの才能を見いだした県立松陽高美術教諭の前村卓巨さん(51)は「普通の人が美術教育を受けて身に着ける色彩感覚や構成力、造形力が生来備わり、ウイットに富んだ発想を持っている。紛れもない天才」と称賛する。

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