2011年3月16日水曜日

あの日その時:取り押さえ審判・証言録 父親の意見陳述/2 佐賀

毎日新聞 
佐賀市で知的障害者の安永健太さん(当時25歳)が警察官に取り押さえられた直後に急死した問題で、県警巡査長、松雪大地被告(30)が特別公務員暴行陵虐傷害罪に問われた審判。2月28日に行われた論告求刑公判で、被害者参加人、安永さんの父孝行さん(49)の意見陳述が続いた。

【警察の説明】
警察官らが、健太を死亡させたことについて最初から真摯(しんし)に謝罪していれば、この事件を問題にすることはなかったと思う。警察官が最初からうそばかりをついたからこそ、この裁判になった。どうして健太が死んだことが不問にされるのか。私は殴ったか殴らなかった以上に、健太が死んでしまったことこそが問題だと思う。今からでも健太が死んだことについて刑事裁判をやり直してほしい。

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