2011年2月19日土曜日

知的障害の生徒、独自に技能検定 広島

読売新聞 
広島県教委は2011年度から、特別支援学校高等部に通う知的障害を持つ生徒向けに、独自の技能検定制度を創設する。就職希望者には清掃や包装といった職業訓練を行っており、達成度に応じて県教委が“お墨付き”を与えることで、就職活動を有利に進めてもらうのが狙い。検定は10月にも、来春卒業見込みの生徒に「清掃」「接客」の2分野で実施を計画。生徒に作業をしてもらい、審査員が手際や要領などを見ていく。卒業生の採用実績がある企業の意見を参考に、より実践的な審査基準を作成する。12年度には、「パソコン」「流通・物流」「食品加工」の3分野を加える予定といい、県教委特別支援教育課は「就職は生徒が自立し、生きがいを持つ重要な機会。身につけた技能や個性をしっかりPRできるよう、検定を充実させていきたい」としている。

1 コメント:

sogamoni さんのコメント...

これは広がりそうな予感がします。

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