2011年2月19日土曜日

特別支援高 就職率好調 東京

読売新聞 
高校生と大学生の就職難が深刻化する中、知的障害者らの通う都立特別支援学校の高等部が、きめ細かい職業教育と改正障害者雇用促進法を追い風に就職率を伸ばしている。都教委によると、2009年度の同高等部(知的障害)の卒業生全体に対する就職率は39・8%と、5年前と比べ9・6ポイント上昇した。進路指導教諭は、クラスを持たずに企業開拓などを進めている。新聞の折り込みチラシなどを持ち寄り、企業に電話で営業したり、直接訪問したり。その数は年間400社。実習まで結びつくのは20社に満たないが、山口真佐子校長は「企業側は就業実習を通じ『障害者は仕事ができない』というイメージを改めつつある」と強調する。担当者は「就職という出口を示すことで、子どもたちはやる気を出している」と話している。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る