2010年12月13日月曜日

手を取り合い走る 高根沢町で障害者のマラソン大会 栃木

東京新聞 
知的・身体障害者が出場する「もう一つのマラソン大会」が十一日、高根沢町石末の町民広場で開かれ、六十八人の障害者が汗を流した。「障害者と健常者が共生できる社会」がテーマの大会には、高校生を中心とする多数のボランティアも参加。手を取り合って大会を盛り上げた。大会は障害者の自立を支援している「NPO法人わかば」(同町宝石台)の主催で、二〇〇六年に始まり今年で五回目。運営を手伝った高校生は、高根沢、さくら清修両高校の三十六人。地域の女性もけんちん汁を振る舞った。介助係として伴走したさくら清修高二年の手塚文哉君は「障害のある人に同情する気持ちもあったけれど、皆さんの前向きな姿勢に自分が励まされた。ずっと応援していきたい」と力を込めた。

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