2010年12月16日木曜日

龍野北高生ら福祉デザイン 兵庫

読売新聞 
県立龍野北高校(たつの市新宮町芝田)の生徒たちが、障害者福祉作業所「えびす工房」(同市龍野町堂本)の通所者が製作する商品として、バッグや携帯電話を飾る革製のアクセサリー「チャーム」を考案した。細かな作業が苦手な通所者でも作業しやすいよう配慮したほか、若者に好まれるデザインも目指した。生徒たちは「ちゃんと売れて利益を上げることが大事。私たちのアイデアが力になれば」と期待している。チャームは音符やハート、猫などをかたどった革と、同じ形にくりぬいた円形の革(直径約7センチ)をリングでつなぐデザイン。皮革製造会社が加工、着色した革に、えびす工房に通う知的障害者17人が工具で穴を開け、リングを通すだけで完成する。形と色で計25種類を用意し、価格は1個700円。そのうち350円が工賃としてえびす工房の収入になる。

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