2010年12月16日木曜日

福祉マイハート美術展:日中仏の知的障害者 東京

毎日新聞 
15日から青梅市立美術館(青梅市滝ノ上町)で、日中仏の知的障害者らによる作品展「第22回福祉マイハート美術展」が開かれる。今回、初めて作品が展示される町田市の知的障害者入所施設「つるかわ学園」の川添元弦さんの絵は作品集の表紙にも選ばれた。先天性の軽度知的障害を抱えていた川添さんが絵を描きはじめたきっかけは、19年前、渋谷のデパートで1枚の絵を見たこと。黒い夜空をバックに、人魚が浮かぶ絵だったと記憶している。絵に見入る川添さんは、画廊の女性に話しかけた。「こんな絵、描いてみたい」「あなたにも、描けるわよ」。それからは毎日のように、スケッチブックに絵を描き続けた。美術展では各国の知的障害者の絵画や工芸品、書など計85点が展示される。24日まで。入場無料。

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