2010年12月10日金曜日

違いを力に - 発達障害をめぐる現場から 第3部 支援者たちの様相(3)

大阪日日新聞 
引きこもりに自立促す 有給の就労体験が有効
発達障害に有効な支援方法について、淡路プラッツでは、一日のスケジュールや個別作業を書いて示す「見通しの視覚化」を重視。また、あいさつなど自立後に必要な振る舞いや作業を細かくチェックリスト化し、個別課題をあぶりだして作法を習得させている。一方、一定の社会性や自立への力を身に付けたとき、障害の有無にかかわらず有効なのが、給与と社会保険が付いた有給の就労体験だという。挫折に強くなるなど、給与が責任感ややる気を育んだという。田中代表は「通所型施設にとって究極の支援」と位置付ける。

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