毎日新聞
障害がある子どもたちが通う特別支援学校で、教室不足が著しい。知的障害があると診断される子どもが増える一方、施設整備が遅れているためだ。各校とも、図書室などを普通教室に転用したり、一つの教室を分割して使う「カーテン教室」でしのいでいる。なぜ自治体の施設整備は後手後手なのか。入学希望者がどこで増えるのか予測しにくいうえ、財政難も壁になっているとみられる。文部科学省施設助成課の担当者は「新設校設置は難しい。当面は廃校になった普通学校を特別支援学校にリニューアルするなどして対応せざるを得ない」と言う。
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