2010年11月22日月曜日

知的障害者作業所 1年ぶり再建 広島

読売新聞 
2009年11月に不審火で、全焼した福山市明神町の知的障害者施設「さんさん作業所」(槙山ひとみ施設長)の建物が、およそ1年ぶりに再建された。20日、完成披露会が行われ、関係者ら約30人が新たな出発を祝った。同作業所では、福山市内の20歳代から30歳代の通所者15人が、洗車や空き缶のリサイクルなどの作業を行っていた。焼失後、通所者は、同市南蔵王町に設けられた仮の施設で、空き缶のリサイクルや食品や文具の袋詰めなどに取り組んだが、主要業務の洗車は出来なかったという。披露会で、槙山施設長は「温かい励ましや支援を受け、人のつながりの大切さを感じた」と感謝した。福山市障がい福祉課の池永彰次課長も「皆が頑張ったから、ここまで来られた」と努力をたたえた。

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