2010年11月7日日曜日

障害者とプロ音楽家が協働 「音遊びの会」活動5年 兵庫

神戸新聞 
感性のまま表現される旋律やリズムにプロが音を重ねる。神戸を拠点に活動する「音遊びの会」は、知的障害者とミュージシャンでつくるバンドだ。独特の価値観で障害者が奏でる音は、骨太かつ予測不可能。楽譜も定形もない演奏会が、神戸の音楽シーンを震わせる。同会は2005年、神戸大大学院で音楽療法を研究していた沼田里衣(りい)さん(32)らが、障害者の家族の会やミュージシャンに呼び掛けて結成された。当初1回だけの予定だったライブは、障害者の保護者の声を受けて継続。以来、約20回をこなしている。今年は会の活動初期に密着した映画「音の城♪音の海」が東京や神戸、大阪などで上映され、今も各地で自主上映が続く。

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