2010年10月2日土曜日

自立の夢膨らむパン 調布/東京

朝日新聞 
知的障害者らが就労に向けた訓練をしながらパンを販売する店が、調布市布田2丁目にできた。これまで出張販売だけだった市内の援護施設「すまいる」の分室で、関係者にとっては念願の常設店舗。知的障害者が一般企業への就職を目指す、同市初の就労移行支援事業所という位置づけだ。分室は市の主体事業。「すまいる」は調布市役所や三鷹市の国際基督教大学などでパンの出張販売をしてきたが、常設店舗を持つのが夢だった。施設長の大山啓太郎さんは「念願を果たせた。地域の人たちとの交流も広がるでしょう」と喜ぶ。市障害福祉課では「就労移行支援事業で、ステップアップを目指すきっかけにしてもらえれば」と話している。

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