2010年10月2日土曜日

出所の知的障害者支える 千葉

読売新聞 
刑務所を出所しても身元引受人のいない知的障害者や高齢者などの社会復帰をサポートする「地域生活定着支援センター」が10月1日、千葉市を拠点にスタートする。司法に福祉を結びつけることで再犯を防ぐのが狙いだ。男性は中学卒業後、勤めた自動車部品製造工場を退職した後、知的障害を隠して職を転々とした。まじめに働いても「遊んでいるんじゃない」などと、どなられることも多かった。40歳を過ぎるとホームレスとなり、飢えをしのぐため食料品を万引きした。入所から半年たつが、男性は「障害のことを分かってもらい、丁寧に教えてくれる。今までこんなことはなかった」と喜んでいる。

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