神戸新聞
学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)など発達障害児、発達障害者向けの教室で、特別な指導を受けている児童生徒が、兵庫県内に776人(5月現在)いることを、県教育委員会が18日、明らかにした。2006年度は64人だったが、5年で約12倍に増えた。背景には近年、発達障害への理解が急速に広がり、受け入れ態勢も整ったことがあるとみられる。ただ、発達障害の子どもの実数は調査されておらず、発達障害があっても通常の学級で学ぶ児童生徒もいる。県教委によると、特別な指導をする教室は「通級指導教室」と呼ばれ、小中学校内に開設。各市町教委の就学指導委員会が「特別な指導が必要」と判断した児童生徒が通常学級に籍を置きながら週8時〜月1回の範囲で、「学校生活支援教員」から感情や行動のコントロールなどを学んでいるという。
兵庫県教育委員会事務局 特別支援教育課
http://www.hyogo-c.ed.jp/~sho-bo/
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