2010年10月5日火曜日

子どもの気持ち 学び直す 教師ら大学院で「臨床教育学」

朝日新聞 
子どもたちの気持ちを学び直したい、と大学院に通って「臨床教育学」を学ぶ現職の先生たちがいる。教室での体験を持ち寄って他の先生たちと議論し、よりよい子どもとの接し方、教え方を考える。この学問を学べる大学院はまだ少ないが、来春には教育学者たちが学会をつくり、「先生の育て方」に一石を投じようとしている。先生たちはなぜ、大学院へ臨床教育学を学びにくるのか。「現場で一生懸命やってきたが、子どもとしっくりいかないという不安を持って、自分の教師像を問い直しにくるのです」と、武庫川女子大(兵庫県西宮市)の田中孝彦教授は語る。現在の基礎となる実践を1990年代から始めた、この分野の第一人者だ。

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