2010年10月15日金曜日

ペアレントメンター 発達障害ある子を育てる 経験した先輩が手助け

東京新聞 
発達障害の子を育てた親たちが、同じ障害のある子を持つ若い親たちを支える「ペアレントメンター」養成の取り組みが広がっている。メンターとは「信頼できる相談相手」の意。大変な子育てを経験した先輩だからこそ、安心して相談できることも多い。厚生労働省も、本年度からメンター養成に乗り出した。ペアレントメンターの養成は二〇〇五年ごろから、日本自閉症協会などが各地で行ってきた。今回の愛知県の養成講座も、同県自閉症協会のセミナーを修了したメンターが指導役を務めた。十五歳の自閉症の息子がいる浅野雪香さんもメンターとして活動する一人。「養成講座を受ける前は、自分の意見を押し付けてしまっていたかも。受講後は、アドバイスすることより、相手の気持ちを引き出すことを大切にするようになりました」同協会のメンターは、親の相談に乗るほか、療育施設での講座の講師を務めたりしている。

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