2010年8月17日火曜日

「特別支援教育」実は整備が急務

Benesse 教育情報サイト
特に今年に入って、「各地で特別支援学校の教室が足りない」という報道を見聞きしたことがあるのではないでしょうか。おそらくこの夏休みにも、多くの学校で整備をしていることと思います。実際、子どもの数が全体として減っているにもかかわらず、特別支援教育を受ける児童・生徒の数は、逆に増えています。特別支援学校のクラスは、一人ひとり障害の種類や程度が違っていることを考慮して、1学級6人(重複障害の場合は3人)となっており、特別支援学級でも同8人と、極めて少人数での学級編成になっています。ですから、少し児童・生徒数が増えただけでクラス数もすぐ増えます。各地で教室が足りなくなっているのは、そうした事情があるのです。

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