毎日新聞
強烈な夏の日が照りつける。古い木造校舎から懐かしいにおいがした。ここは栃木県那珂川町。里山の中腹に「もうひとつの美術館」がある。明治から大正期に建てられた小学校が廃校になり、梶原紀子さんが建築家の夫と開設した。美術系大学を出て設計事務所などで働いていた梶原さんだったが、2番目の子に自閉症という障害があることがわかり療育にかかりきりになった。障害者のアート作品に出合い、正直な感性や生きる力強さに衝撃を受けたことが自らを見つめ直すきっかけになったという。
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