2010年8月5日木曜日

障害者アート 支え続けたい 那珂川町『もうひとつの美術館』 栃木

東京新聞 
知的障害者の芸術作品を展示する那珂川町小口の「もうひとつの美術館」が、四日で開館から十年目を迎える。障害者と社会とをつなぐ重要な役割を担ってきたが、入館者数が伸び悩み、資金不足が課題になっている。同館を運営するNPO法人の梶原紀子代表は「障害者アートの素晴らしさを広めていくために、一層の知名度アップに努めたい」と意気込んでいる。悩ましいのは慢性的な資金難。年間運営費約六百万円は、入館料と支援者からの会費で何とか賄っている。ただ、広告宣伝費が足りないため新規の来場者が増えず、年間来場者は三千人とほぼ横ばい。活動の幅が広げられないのが現状だ。

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