2013年11月9日土曜日

自閉症の19歳、落語公演 枝雀に憧れ独学 岐阜

読売新聞 
独学で落語を覚え、各地で公演を重ねている自閉症の男性がいる。「正光寺しなの」の高座名を持つ岐阜県瑞穂市の公社職員、三谷颯一郎さん(19)。軽妙で威勢の良い語り口が人気を集め、9日には神戸市で落語を披露する。「会場を笑いの渦で包みたい」と本番を楽しみにしている。言葉の発達が遅れていた三谷さんは3歳の時、広汎性発達障害で軽度の自閉症と診断された。小学生の頃は他人にもあまり興味を示さず、所構わず独り言を繰り返していたという。落語との出会いは中学2年の春。直子さんの知人が勧めてくれた桂枝雀さんのCDや落語番組に夢中になり、それまで脈絡のなかった独り言が、いつの間にか落語になっていた。

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