日本経済新聞
国立精神・神経医療研究センターの稲垣真澄部長らは、知能は正常でも読み書きがうまくできない子供の「発達性読み書き障害」では、脳の2カ所で異常が起きていることを突き止めた。障害の正確な診断などに役立つ成果。19日付の英科学誌ブレイン(電子版)に発表した。発達性読み書き障害は「ディスレクシア」とも呼ばれ、知能や記憶は正常だが文字の読み書きなどに支障が出る。この障害を持つ人は国内に100万~200万人いると推定されている。
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