東京新聞
知的障害者の作品を集めた「ココロはずむアート展」が、横浜市青葉区のスペースナナで開かれている。企画したのは、日本画家の中畝(なかうね)常雄さん(62)=同市緑区。二〇〇二年から障害者にアートを教え始め、いまも子どもから大人まで五人に教えている。一九八四年に生まれ〇二年に亡くなった長男祥太さんには、生まれつき脳に障害があり、「簡単な意思表示ができるくらい」だった。祥太さんの介抱をする中で、同じ境遇の仲間が増え、感性豊かな障害者アートの魅力を感じ、「もっと多くの人に知ってほしい」と思うようになった。観覧無料、二十一日まで。
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