2013年1月13日日曜日

妊娠中のインフルや発熱が子供の自閉症リスクと関係か

kenko 100 
母親が妊娠中、インフルエンザや長引く発熱にかかると、子供が自閉症になるかもしれない―。デンマーク・オーフス大学公衆衛生学部のHjördis Ósk Atladóttir氏らは、デンマークの子供約10万人を対象とした研究結果から、こんな可能性を指摘した。詳細は、米医学誌「Pediatrics」に発表されている。解析の結果、母親の感染症や発熱が軽い場合は、子供の自閉症やアスペルガー症候群などと関係するというエビデンス(根拠となる研究結果)は示されなかった。しかし、インフルエンザと1週間以上続く発熱では、子供の自閉症リスクはそれぞれ2倍または3倍高くなる可能性が示唆された。また、妊娠中に抗生物質を使うことは、子供の自閉症やアスペルガー症候群などの危険因子と考えられたという。

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