2013年1月14日月曜日

ホームレス背景に障害潜む 佐賀市で講演会 佐賀

佐賀新聞 
生活困窮者の自立支援施設「抱樸(ぼく)館」(福岡市)の青木康二館長が11日、佐賀市立図書館で講演した。ホームレスに陥る背景には失業だけでなく、表面に見えにくい障害や孤立の問題が潜んでいることを強調した。青木さんは同館利用者の6割に知的障害や精神疾患があることを紹介。軽度のため本人が自覚しておらず、周囲も気付きにくいという。日本の福祉制度は訪問支援ではなく、申請主義のため「本当に必要とする人がこぼれ落ちている」と生活保護と同じ構造的問題があることを指摘した。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る