2012年8月10日金曜日

新聞で動かす(8) 障害ある子 社会広げる ‎

読売新聞 
台風の迫る6月半ば。知的障害や自閉症の生徒が学ぶ三重大学付属特別支援学校(津市)の高等部B組では、藤井慎平君(16)が、自分が選んだ地元紙の記事を紹介していた。他の生徒たちが面白そうに、慎平君のスクラップ帳をのぞき込む。昨秋から続く朝の会の光景だ。慎平君は中度の自閉症。担任の逵直美教諭(53)が新聞に着目したのは、「社会に接する機会が少なくなりがちな子たちに何かきっかけを与えたい」と考えたからだった。

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