2012年8月18日土曜日

「自閉症スペクトラム障害群」はミラーニューロンの活動が低い?

マイナビニュース 
京都大学は、「自閉症スペクトラム障害群」及び定型発達群を対象とし、より現実的な表情コミュニケーションを評価できる動的表情を呈示する従来にない方式を用いて、その表情を見ている間の脳活動を機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で計測したところ、自閉症スペクトラム障害群では、他者の運動と自分の運動を結び付ける「ミラーニューロン」があるといわれている部位「下前頭回」などの活動が低いことが示されたことを発表した。これらの知見は、自閉症スペクトラム障害における表情コミュニケーションの問題が、相手の表情に自動的に共鳴するミラーニューロンの活動不全に起因すること、またそれが機能的な神経回路の形成の問題から生じることを示唆しているとした。

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