北海道新聞
今年1月の姉妹孤立死を受け、札幌市が再発防止策として進めている知的障害者の見守り活動で、対象とした約50人の6割が訪問を拒否していることが、9日分かった。プライバシー保護を優先するとセーフティーネット(安全網)確立が進まぬ状況で、7月中に同市全域で実施する事業はスタートから課題を突きつけられた格好だ。背景には、私生活を今以上、周囲に知らせたくないとの思いもある。同市保健福祉局は「断る人が予想以上に多かったが、今後も説明を続け、見守り対象者を増やしたい」としている。
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