2012年5月28日月曜日

ボランティア支え18年 飯山の福祉ショップ閉店‎ 長野

信濃毎日新聞 
飯山市の有志が無償で運営し、障害者と親たちが集う場所だった同市飯山の福祉ショップ「やまぼうし」が今月半ば、店を閉じた。開店から18年。関係者によると、市民が無償で運営する福祉ショップの中では、長く続いた店だった。しかし、ボランティア頼みの店番が確保しづらくなり、福祉施設で作った品物を販売する所が珍しくなくなったことなどで客が減り、閉店を余儀なくされた。やまぼうし設立に関わり、現在は飯山、中野地方で障害者福祉施設を展開する社会福祉法人高水福祉会(飯山市)の常務理事を務める福岡寿(ひさし)さん(54)によると、ボランティアが運営する福祉ショップは3~4年で閉店する例が多い。熱意で立ち上げても、手弁当に限界がある。18年続いたやまぼうしは“最長寿”になるという。

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