2012年4月21日土曜日

発達障害と大学(5) 専門の調整役が支援

読売新聞 
関西学院大学(兵庫県西宮市)のキャンパス自立支援室。人間福祉学部2年の中村哲也さん(19)(仮名)が、困っていることを淡々と説明してくれた。1910年代に視覚障害の学生を受け入れるなど、同大の障害支援は長い歴史を持つ。だが、発達障害への対応は手薄だった。臨床発達心理士などの資格を持つ鈴木さんも、11年に採用されたばかりだ。米山直樹教授(43)(臨床心理学)は「視力や聴力など基準が分かりやすい他の障害に比べ、発達障害はどこから支援すべきか、その判断が難しい」と説明する。

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