2011年12月7日水曜日

左利きはADHDや総合失調症のリスクが高い 米

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 
専門家によると、利き手は脳がどう配線されているかを示す。そのため、利き手の研究は、左利きの人に多い失読症、総合失調症、注意欠陥・多動性障害(ADHD)など、脳の発達に関連した障害を理解するヒントになる可能性がある。専門家の推計によれば、左利きの人の割合は全体の約10%、両利きの人は1%。遺伝は一因にすぎず、遺伝子が全く同じ一卵性双生児でも常に利き手が同じとは限らない。精神疾患や発達障害に関して、左利きの人はより高いリスクを抱えているようだ。左利きの人は、人口に占める比率が10%なのに対し、総合失調症の人に占める割合は約20%だ。失読症、ADHD、気分障害との関連を報告した研究もある。

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