2011年12月8日木曜日

被告に懲役30年 愛知

東海日日新聞 
豊川で一家5人を殺傷し自宅に放火したとして、殺人などの罪に問われた岩瀬高之被告の裁判員裁判の判決公判が7日、名古屋地裁岡崎支部であり、久保豊裁判長は被告に懲役30年を言い渡した。被告人に殺意はあり、責任能力もあったと指摘。求刑通り無期懲役刑にすることも考えられるが、自閉症障害を抱えていながら家族を含めた周囲に気付いてもらえなかった▽自閉症障害が間接的に犯行に影響を与えている▽本人に反省がみられる事などを考慮し、有期懲役刑の上限である懲役30年の判決を下した。弁護側は判決に対して「なんとも言えない。被告人と相談して決める」と話している。事件は昨年4月、家族がインターネットを解約したことに腹を立てた岩瀬被告が、同居していた父親と姪(めい)を包丁を使い殺害。兄弟ら3人に重傷を負わせ、自宅に放火した。

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